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​よくあるご質問

1.  なぜクリニック内にマタニティケアサロンを開設したのですか?

 

お産や育児にもっとも必要な要素は、妊産婦のメンタリティにあると考えているからです。

近年、核家族化や女性の社会進出などにより、

妊娠しても仕事を続ける方も多く、女性にかかる育児負担が増加しています。

それに伴い、妊娠中や産後、育児中に女性が抱えるストレスも多様化しています。

慢性的なストレスが心身に悪影響を及ぼすことは医学的にも指摘されており、

妊娠中や育児中においても、ストレスがお腹の張りや早産、

胎児の発育不良、母乳の分泌不足などの影響を与えることがわかってきました。

 

湘南鎌倉バースクリニックは“心とお産の関係”に注目し、

妊産婦自身に本来備わっているはずのお産や育児に必要な能力を

十分発揮できるような準備と環境を提供する事を目的の一つに掲げています。

 

アロマセラピーによるマタニティケアが、妊娠中や産後のストレスを解消し、

出産にむけての意識を高めるための1つの選択肢になると考え、

妊婦のメンタリティ改善を重視した適切なケアを多面的に協力して提供するために

「天使のたまご」とパートナーシップを結びました。

 

当院に通う妊娠中や産後の方のストレス解消やリラクゼーションに、

ぜひ活用していただきたいと思っています。

 

 

 

2. 妊娠中にケアを受けても大丈夫ですか?

 

妊産婦のメンタリティが及ぼす母子環境への影響が

これまで考えられていた以上に大きいことがわかってきました。

専門知識をもったセラピストによる心地よい刺激であれば、

トリートメントによる母体や胎児への副作用はみられないので、

サロンでのケアは基本的には初期でも予定日を過ぎても大丈夫です。

 

妊娠中は、ホルモン分泌や姿勢の変化などにより、

腰痛やむくみなどのマイナートラブルが出現します。

心身を健やかに保ち、できるだけストレスを感じずに過ごすために、

マタニティケアリストしての特別な知識と技術をもったアロマセラピストによる

積極的なケアは、とても有効なケアの一つだと考えています。

 

みなさまが心配される流産は、赤ちゃんの染色体や遺伝子以上などの

胎児要因が主因であり、早産と関連が大きいのは感染です。

出血がある、お腹の張りが頻繁である、熱発している、血圧が高いなどの

状況でなければ安全と考えて良いでしょう。

院内サロンのメリットを生かし、医療スタッフとセラピストが密に連携をとり、

みなさまが安心してケアを受けられるような体制をとっています。

 

 

 

3. 出産に備えて最も大切なことは何でしょうか?

 

妊娠中は食事、運動、体重管理など大切なことがいくつかありますが、

何にも増して大事なことはストレス管理です。

 

陣痛を進めるオキシトシンというホルモンも、

ストレスによる悪影響を受けることがわかってきました。

 

妊娠・出産の総合プロデューサーともいわれるこのオキシトシンホルモンは、

心地よいと感じる五感の刺激で高まり、また、普段からその刺激に慣れていると

その効果がより高まると考えられています。

アロマセラピーやトリートメントによる心地よいと感じられる刺激に

普段から慣れておくことは、身体だけでなく心も安定させ、

自分自身の産む力や赤ちゃんの生まれる力を感じやすくなるでしょう。

 

出産に備えて心身のコンディションを整えることは、円滑なお産の進行にも役立つはずです。

湘南鎌倉バースクリニック 

院長 日下剛

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